妊娠中の放射線照射、服薬、感染などは出来るだけ避けたいものです。ことに妊娠16週(4カ月)までは器官形成期といって身体のいろいろな部分がつくられる時期なので、この時期に催奇因子が作用すると奇形が出来やすいわけです。

現在先天異常の原因と考えられるものとしては、放射線照射、一部のウイルス疾患ことに風疹感染、トキソプラズマ症、薬剤としてはホルモン剤、合成ステロイドの一部、制癌剤などがあります。このような外因がとくに妊娠初期に加わりますと、異常児の出生が増えることが知られています。しかし催奇形のあることがよく分かっているものはたくさんある薬の中でも上に述べたようにごく一部のものにすぎません。薬剤をおそれるあまり、必要な薬も取らずにかえって胎児に悪影響を及ぼすこともありますので、必要なときは服薬しなければなりません。不要な心配をしなくてもよいように妊娠中は産科以外の診療科にかかるときは妊娠していることをはっきり言う必要があります。

いずれにしても妊娠中は摂生し、病気にならないように注意しましょう。


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